VirtualBox の共有フォルダで、ファイル/ディレクトリの削除ができない
Host:Windows7(64bit), Guest:Xubuntu12.10(64bit) の環境を VirtualBox で作成し、共有フォルダを設定。
共有フォルダにて、ゲスト(Xubuntu)からホスト(Windows)のファイルを見ることはもちろん、新しくファイルを作成したり、ファイルを編集することはできる。ただし、ファイルやディレクトリを削除することができない。
ん?これは・・・。よくわからん。
ホストの Windows 上からは削除ができる。新たに別の共有フォルダを設定してみたけど同じ現象。この状態だと、テンポラリファイルを作成する(そしてその後削除する)ソフトをこのフォルダ上で動かす事ができないし、あまりにも使い勝手が悪い。
いつからこんな事になったのかも不明。
調査中。
いくつかの事が分かった。
- ターミナル上では問題なく削除できる。 ( なので、テンポラリファイルの自動削除ソフト等で問題は発生しない。 )
- Xubuntu のファイルマネージャ ( Thunar ) だと、この現象が発生する。 Ubuntu のファイルマネージャ ( Nautilus ) だと、「ゴミ箱に入れる」メニューから削除できる。 ( ただし、ゴミ箱は利用できない。削除したファイルは元に戻せない )
- Linux 上では、 NTFS に作成された共有フォルダでゴミ箱を使えないという事っぽい。 その場合、Nautilus は強制削除をユーザに提示するけど、Thunar は削除をあきらめるというアプローチをとるみたい。
- Xubuntu ( Thunar ) 上でも、共有フォルダに ".Trash-1000" というディレクトリ ( 1000 は、 uid だと思う ) を作成することにより、その後作成されたフォルダを削除することが可能になる事が分かった。ただし、この場合もゴミ箱は使えない。でも、これで当面は困らなくてすむ。
Ubuntu 上でゴミ箱を使う必要があるか? 必要だとしたら、実現する方法があるか? そもそも、共有フォルダ上でゴミ箱を実現する事は普通の事なのか、それとも特殊な技術が必要なのか? 要調査。